数か月前、ネットでKodakのカラーネガフィルム別の作例に関する記事を読みました。
どの写真もとても素敵で、思わず私もフィルム写真を撮りたくなり、Kodakにも富士フイルムの「写ルンです」のような使い捨てカメラがあることを知ったので買ってみました。
こちらがそのKodak FunSaver。家電量販品で¥2,780でした。
近頃はフィルム価格が高騰しているようで結構いいお値段します。加えて品薄らしく店によっては入荷待ちのよう。
ちなみに使い捨てカメラの名称に馴染みがありますが、このタイプは正式には「レンズ付きフィルム」というようです。あくまで本体はフィルムでそれに簡素なレンズが付いていると考えてみればそうですね。
使い方は写ルンですと同じで、写真1枚ごとに背面のダイヤルを回してシャッターを押すだけ。
デジタルカメラの写真でも編集でフィルム風にすることはできますが、自分で手を加えるため「お、こんな感じになったのか」という意外性には欠けます。
個人的には、現像するまで確認できないタイムカプセルのようなワクワク感や、好みの色合いに仕上がったときの幸福感がフィルム写真ならではの楽しみだと思っています。
というわけで以降全てレタッチなし。現像してもらったときのJPGデータのままです。
(素人がいつも以上に気を抜いて撮った写真だということをお知りおきください。)
購入した後すぐに相生橋から撮った写真。8月下旬の18時40分頃です。
夏のこの時間帯なので実際にはもう少し明るくみえたはず。
FunSaverも写ルンですもフラッシュの届く距離は短く、光を取り込むISO感度も高くはないため、夜景のような暗めの写真には不向きです。
頭では分かっていてもどれほどのものなのか試してみたくなるじゃないですか。
これは夜のバスターミナルの照明の感じを撮ろうと試みたのですが、まったく分かりませんね。
朝日です。フィルム写真なら逆光下で雑に撮ってもいいと考えています。(そんなことはない。)
全体的に青っぽい発色ですね。
雑に撮りすぎるとこうなる。
夕日。個人的には空の柔らかい感じが気に入っています。
どこで撮ったのかはなんとなく思い出せる写真。
これに関してはもう何を撮ろうとしたのかすら思い出せません。
5枚前と同じ場所。別の日ではあるのですが、一度撮ったという記憶をなくしていたのか、また撮ろうと思えるほどきれいな夕日だったのだと思います。
夕暮れの空のグラデーションを撮りたかったのでしょう。
夏と言いながら最後のあたりは秋でした。
撮り終えたあとしばらくカメラを家で寝かせていたためこの時期の投稿に。
なお(徹夜明けの)朝方と夕方、そして夜の写真しかなかったことに自分で少しひいています。
ちなみに私はカメラのサエダで現像してもらいました。現像+CDデータの受け渡しで計¥1,300。本体代もあわせると贅沢な遊びですよね。
でもまたやると思います。