本格的に広がり始めた夏空。その日差しの強さにやはりやめようかと考えたりもしましたが、呉市の大崎下島へ。オレンジ色のダンボール箱でお馴染みの大長みかんの産地です。
瀬戸内海に浮かぶ大崎下島はとびしま海道の先っちょの方にある島。本土から橋を渡って車で行くことができます。目的地は島の東部にある御手洗町並み保存地区。
御手洗は江戸時代に潮待ちの港として栄えた町。明治以降は船舶の進歩や鉄道の登場により衰退していったものの、島嶼部のため開発が進むことなくその町並みが残ったのだとか。微々たるものとはいえ、私が歩いた１日も町の長い歴史の一部になると考えると感慨深いものがあります。
頻繁に足をとめてしまうわけなのでもう汗だくです。
思わずカメラを向けてしまう路地があちらこちらに。自分が幼少期をここで過ごしていたら鬼ごっこに明け暮れるに違いない。
展望公園からはしまなみ海道や四国が見えました。登った甲斐がありました。
島の風景っていいですよね。